2014-04-07 ― METAL GEAR SOLID

メタルギア・ソリッドの思い出……

なんか語り始めるとこれも長くなりそうなんだよなあ
まあいいや、適当なとこで切ろう

最初に、メタルギアソリッドをやったのは確か中学生の時だった
で、高校生の時に2が出て、大学生の時に3が、大学を卒業した年に4が出た
そして、三十路の交差点に立つ今、5が出ようとしている
俺の半生はメタルギアで出来ている、とまでは言わないが
でも、自分がこう右手に不思議な包帯をぐるぐる巻にしたりしてた年から、今まで、かなり強い影響を受けて育ったのは確かだと思う
全体通しての感想的には、まあ、後出し設定満載の割には、よく4で綺麗にまとめたなというのが印象
ムービー長すぎ多すぎテンポ悪い、という批判もあるけど、最期にプレイしてもう何年も経ったし、忘れた
思い出は美化されるもの、だから、良い所だけを語ろう
核とコンピュータと宇宙、この三本柱がだいたい、メタルギアシリーズのテーマになることが多い
実際、今の文明の大部分をそれらが支えているのはなんとなくわかりそうなものだし
核は単純に核兵器だけではなく、原子力発電とも直結しているし、つまりはエネルギーの問題になる
コンピュータは、言わずもがな、あらゆる電子製品に今や搭載されている、身近すぎて存在忘れるレベル
じゃあ宇宙はっていうと、これは普段の日常生活で身近になってまだ日が浅いけど、主にGPSなんかのサービスで恩恵を受けていると思う、最初はカーナビで次はスマホか

面白いのは、そうした技術の発展と向上に大きく貢献した国と、それらを主軸に捉えてゲームを作った会社が、同じ国にあったこと
戦後、日本は結構微妙な立場にあったんだと思う
一応、西側に所属はしていたけど(アメリカに占領統治されていたし)、隣国のそれも大国は共産主義圏と海を隔てたすぐ向こう側にあったし
韓国に至っては地続きだから、もっと色々ヤバかったんじゃないかと想像

話がずれた、メタルギアの話だ
細かく見ていくと、シリーズ作品のメインのテーマはそれぞれ異なっているのがわかる
MGS1では、遺伝子……すなわち、二匹の蛇が螺旋に絡まる物語であり、ある意味、全ての始まり
ゲーム的には結構、よく出来てたと思うんだよ
特にボス戦だったり、ステージ攻略のためには特定の武器を駆使して戦わなきゃいけなかったり
ただ、マップの構成がアレで同じ所を行ったり来たりしなきゃいけないのが、なんとも
1度だけなら、まだ良いけど、2回くらいあったのがいただけない
しかしネタが多いゲームだったなあ、無線で色々聴ける雑学というか、核関連の話とか

2はそんな1を受けて、蛇の亜種が情報統制から逃れるために、核兵器を打ち上げようとする
ただ、純粋な核攻撃ではなく、上空での起爆による電磁パルス攻撃を狙っていたというのが、小憎らしい
そういうの俺大好き、それに何か大きな見えない権力集団に反抗したりしたがるものだし、高校生だったし
コンピュータ(とおそらくインターネット)を通して、あらゆるデジタル情報を収集、濾過して再構成し、時代の規範たる文脈を再構成しようとするなんて、なんとも陰謀チックで俺好み
先ほどの電磁パルス攻撃で、それらのコンピュータの中枢を破壊しようというのと、ここが直結するわけだが
個人的に三匹の蛇で一番好きなのがこのソリダスなんだが、やろうとしていることのためにとった手段が鬼畜というか、非人道的すぎて、やっぱり悪役なんだなあというのがちょっと残念だ

3は多分、いきなり失敗したと思う
シリーズで伝統だった、カメラの位置を固定するのはダメだろ、視界の悪いソ連の森で
すぐにその「致命的なバグ」を直した、サブシスタンスが発売されたから、余計、イラっときた
頑張って、クリアしたけど
PS/2最期のメタルギアということもあって、完成度は凄かったなあ、ムービーと無線のボリュームも
この辺でさすがに懲りるだろうと思ってたんだが、まったくそんなことなかったPS3の4
ストーリーは、ベトナム戦争の始まる直前?ということもあって、なら主人公ビッグボスだとすぐわかった
両目あるからどこかで片目なくすんだろうなと思ったが、まあ、その通りで
よくよく考えると、このMGS3の存在意義ってどこにあるんだろう
ぶっちゃけ、2と4の辻褄を合わせるために過去の出来事を描くために作ったんじゃないかと思う
ストーリーは、ちょっと一言では語り尽くせないが、ビッグボスがいかにしてその称号を得るまでに至ったか、でいいのかなこれ
あとそうだ、1と2と続いてはずせないキャラクター、オセロットが3にも出てくるんだが、彼がなんで主人公でもないのにシリーズでレギュラー出演しているのか、その出生の秘密やビッグボスとその息子たちとの因縁に深く関わっていることがわかると思う
その行動の動機は、残念ながら3では直接語られず、4でようやく決着とともに語られるのだが
どんだけ引っ張んだよ、忘れちまうよというのが多分、大筋の意見
1作あたり何十時間もプレイするのに、出るのはよくて3年後とかだし
それ考えると、5が出るのは結構間があいてからなんだな
多分、監督がPS/3での開発にきっと疲れちゃったんだろうな

いけね
4の話の前に5を話題にしちまった
といっても、3と5の方が時系列的には繋がっているんだが
正確には3と5の間に携帯機で出た作品が2つある
片方は若本規夫が出てて、もう片方は水樹奈々とついでに杉田智和がCVで出てる
4ね、4
4はなあ、心待ちにしてたんだよ、本当に
発売の半年くらい前からは毎日動画サイトに張り付いて、トレイラーを見てたもんだ
あ、それは3からだった
4でスネークを老化させたのは、凄く良いアイデアだと思う
単に、次世代機の性能を見せるのに、ツルッとした若者の肌よりシワだらけのジジイの方が面白いから、という監督の思惑もあったようだが、それとは別にキャラクターとしての造形がよくなったと思う
くわえて、便利な眼帯も合わせて、ソリッドスネークがビッグボスのレプリカと化していくように見えて良かった
が、実際、ビッグボスの意志を継いで行動を起こしているのは宿命の敵、リキッドの方なのも面白い
しかし、最期のど突き合いは華がなかったなあ
リキッド・オセロットは実年齢にして、作中で70歳前後のはず
で、殴りあう対戦相手のスネークも同じくらい老いている
いい年したジジイが殴りあうの
しかも、結構、えげつない戦い方で
腕折にいったり、指を折りにいったりと
ああ、戦い方で思い出した
4でスネークがCQCを「実は使えた」ていう説明は、正直いらなかった
元々、後付で矛盾のある設定なのは承知でプレイヤーはゲームしてると思うし
4をプレイしていて、シャドーモセスに戻るチャプター4でマジ泣き
これはシリーズプレイしてきた人の当然の権利だろう、というか泣けないなら買うな
シャドーモセスにスネークが帰ってくるのは、いくつかの意味があり、感慨にふけりながらステージを隅々まで歩くプレイヤーとスネークに、コナミの開発チームがきちんと答えてくれる
これが泣ける
そう、MGS4の最大の魅力は、正しくシリーズのラストを締めくくるために、存在する材料の全てをぶち込んだ結果、だと思う
そして最期にはスネークの前に、最大の敵だったあの人が帰ってくるのだ

未プレイのゲームについて語るのは、あまり本意ではないが5についてちょっと思うことがある
個人的にメタルギアソリッドは4で完結した作品で、ターミネータ2やエイリアン2と同じく「次はいらねええよおおお」と思ってる
が、ビッグ・ボスが主人公と聞くと「おお」と心が動く
しかも、ビッグ・ボスが暗黒面に落ちるというではないか
んー、そしたらいずれ初代メタルギアもリメイクなのか、それはそれで楽しみな気がする
だけど無線とムービーは減らして、お願いだから
スプリンターセルコンビクションと同じくらいの割合でほんと充分だって
あ、スプリンターセルも新作出てたのか
でもスネークじゃないが、サムおじさんもそろそろ年齢的に厳しいんじゃないか
毎回作中の最期で引退宣言して冒頭で半ば無理やり復帰しているが
宮﨑駿かよ!

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