2014-09-25

ノーベル平和賞を獲った現役合衆国大統領が「イスラム国には武力しか通じない」とかのたまう
民間人の住んでる建物を遮蔽物代わりにするISIS民兵と「でもそんなの関係ねえ」とばかりに、トマホークミサイルかます海兵隊
ほんと戦場は地獄だぜ
イラクやシリアに米国主導で空爆が決まっていくニュースを見聞きして素直な疑問を持つ
あれ? イラクってもう平和になったから米軍撤退させたんじゃなかったっけ?
勿論、そんなわけないわけで
撤退からすぐこの有り様ですよ
不朽の自由作戦とイラク解放、そして中東和平はどこいった?
今、アメリカ軍は予算を絞られまくってて、世界中に展開している軍隊の維持が大変なんだそうだ
その辺、見透かされてるのかロシアと中国は黒海周辺と南シナ海でやりたい放題
あれ、今なら真珠湾攻撃したらアメリカ倒せるんじゃね? とか、極東の狂犬国家が勘違いしそうなレベル

アメリカはけっこう不思議な国で、アメリカ人の大多数は一生外国に行かないそうな
まあ、国自体が象の糞みたいに大きいわ、資本主義の養豚場よろしく、餌はなんでもあるし、無理もない
阿呆みたいな数の移民がいるので……いや違う、移民しかいない国家なので人種も多種多様
あと、下手に外国のことに興味持つと自分たちアメリカ人に歴史がなさすぎるのを思い知る
そんなアメリカが世界のヒーロー、連合国の片翼として大活躍する戦争映画
差別主義者のルーズベルトとユダヤ大好きのスターリン率いる連合国に喧嘩を売ったドイツ、総統と貴様の運命は決まった
イギリス? あんな糞情けない国家、とっくに没落してますが何か?
とにかく「史上最大の作戦」を見ましたよ

映画プライベート・ライアン、バトルフィールド1942で地獄を見てきた世代でも、この映画の凄まじさは多くを語る必要がない
ノルマンディー上陸作戦、もといオーバーロード作戦について詳しくはウィキペディアに譲るとして
そういや第二次世界大戦ってなんで起きたんだっけって、そもそもの疑問は「第一次大戦があったから」
と答えるのがもっともシンプルで、歴史の教科書的な無責任解答で良いと思う
第一次大戦でボコボコにされた哀れなドイツ、世の中は弱肉強食で列強各国は鬼畜な基地外国家
「賠償金払えないの? じゃあここの工場地帯貰っちゃるけんね」とフランスやベルギーが戦後に侵攻しちゃったり
それにもめげずに、復興しようとしてたら汚いユダヤに牛耳られた雑種国家、アメリカで世界恐慌
もうこれじゃいかんと、ドイツ国民は英雄を祭り上げることに……そう、ご存知アドルフ・ヒトラーを

その後、国力を再び栄え始めたドイツは息を吸うようにオーストリアを併合
さらに、要塞戦が忌々しいという理由でチェコスロバキアにイチャモンをつけて、ズデーテンラントを分捕る
これにはかの有名なイギリス屈指の無能首相(日本で言うと鳩山由紀夫、アメリカで言うとオバマ)、チェンバレンの活躍があった(ミュンヘン会談)
第一次大戦後に奇跡的に復活したばかりのポーランドは、部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをする心の準備をすることに
ドイツ、リトアニア、ロシアという大国に挟まれた好立地で、大戦以前は3国に併合され尽くしていた
哀れなポーランド、謎の文化を持つポーランド、人材だけは無駄に優秀なポーランド
第一次大戦前後で大国のドイツとロシアが大爆死したと思ったら、ドイツはナチスドイツにロシアはソ連にと
マジキチ二国に究極完全変態したのだから無理もない
しかも自分は相変わらずサンドイッチ
怖がりすぎてポーランドは誕生したばかりのソ連に喧嘩を売ってボコられるけど、奇跡(ヴィスワ川の戦い)を起こして無事講話
マジキチ二国とも、ぶっちゃけポーランドのことは殆ど眼中になくて、お互い相手(ドイツ、ソ連)を殺そうとしている
ポーランドはもはやベルギー並みの通り道国家
だけど、チェコスロバキアの時のゴタゴタで懲りたのか、イギリスとフランスは「ポーランドに手を出したら殺すかんな」
とドイツを脅す
ドイツ「今更何言ってんだ? 馬鹿なの? 死ぬの?」

ただしイギリス、フランスという列強国は一瞬で踏みつぶされる
なにしろ、ドイツほどじゃないけど、両国とも第一次大戦で国力消耗し尽くしているからね
で、国家社会主義国と化して周辺国を食い尽くして阿呆みたいな工業力手に入れたドイツと戦争なんてした日には……
まあでも彼らにはイタリアという強い味方がいたから、パスタ茹でる間くらいの時間稼ぎはしてくれたかもね
フランスは地続きだから、まあ仕方ない
だけどイギリス、お前はもう少し頑張れよ
無敵の英国艦隊どうしたんだよ? え? 極東の島国にボコられた? 可哀想にね
どうやら当時の極東には空気の読めない国があったようだ
で、しばらくドイツとソ連は東部でドロドロ沼沼した戦闘を続ける……あれ?
アメリカは?

アメリカなんで絡んでこないの? 世界の覇権を争う、この一大事に
太平洋戦争が忙しいのかと思うかもしれないが、ぶっちゃけそんなことはない
物量チート国家の呼び声高い、あのアメリカ様が参戦してこない
あれあれおかしいぞ
詳しい理由はよくわからないが、南米を巡って芽生えたモンロー主義が関係していたといわれる
他国に関心無いアメリカ人的には「なんでワシらが野蛮な欧州人のために戦争せなあかんねん?」
と思っててもおかしくない
というかぶっちゃけイギリス滅べって思ってても不思議じゃない
だけどナチス・ドイツはいささか目障りになってきた、あとアジアの黄色い奴らも
ていうかそれより、東の赤い人力津波国家の方が怖い
当時の大統領、フランクリン・ルーズベルトはアメリカ人にしては珍しく頭を使ったんだよ、きっと
「ナチが勝って欧州ドイツ化されるのはマジ勘弁、でも欧州赤化も将来怖い」
「そうだ、今のうちにアイツら殴り合わせとこう、で負けそうな方をとりあえず潰そう」
勿論、兵力やら国家規模的にアメリカはドイツを叩く方を選択
将来の脅威と化す、ソ連という超大国に対する防壁として、欧州に同盟国が必要だったんだね
うんうん
極東には同じ理由で、日本と韓国という防壁が必要になったというわけだ
ヤンキーゴーホーム

こうして、アメリカは絶妙なタイミングを測りに図って、連合国として悪の枢軸ドイツに正義の鉄槌をかますことに
ただ、太平洋戦線が割りとめんどくさいことになっていたので、そっちに割ける兵力が減っちゃうのが次の悩み
日本が本土決戦による焦土戦術とってきたら、米兵の死者は概算で50万人(沖縄戦の10倍)という試算があった
さすがにそんなことしたら、国民が許してくれない……と思ったけど、原爆が解決してくれました
米兵50万人の犠牲と日本の市民20万人の命を、ルーズベルト(とトルーマン)は天秤に掛けたんだね
さすが正義の味方
良心と良識ある普通の人じゃ選べない選択肢にかける時間はごく僅か

すげーや、映画の話まったくしてねえぞ
でも、映画になるくらいの、あの大作戦の裏では各国内部で色々な戦略構想があったということで
つーか映画自体も、作戦開始まで1時間くらいかかってるから、これくらい良いだろうが糞が
真っ暗な中で、ドイツ軍が警備している町中に空挺降下し始める
暗視装備完備の現代でも、夜間のパラシュート降下は危ないというのに
もっとも「本当の地獄はここから」なわけなんだが
上陸を果たした米英軍、夜が明けると、天候不順の中にもかかわらずあの上陸作戦が始まるのだ……
多大な犠牲を払ってノルマンディに上陸を果たす
そこを橋頭堡にして輸送艦を大量に送り込んで、本格的な反攻作戦に打って出ていく
ベルリンまではまだ遠い
しかしながら、東部でもノルマンディの成功に呼応するように、赤軍が侵攻を開始したため、
ドイツは二正面作戦を余儀なくされていく

歴史を見て知ったように、後出しジャンケンする書き手のクズはここにいます
西の工業力チート国家アメリカ、人的資源チート国家のソ連を同時に敵に回して、今日まで生存できたドイツが凄い(基地外)という見方もできるかも
あと、当時は核兵器も実用段階じゃなかったし
ドイツが核兵器実用化してて、焦土戦術を東西で展開しはじめたら、戦局は少し違ったかもしれない
その場合、まっさきに焦土化されるのはポーランドとベルギー(ついでにフランスも)なのはいうまでもない

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