141004 ― デンデラ

先日駅前の古本屋の閉店セールで本が安くなったので適当に買った本の中に混じってたデンデラを読んだ。

明確な時代設定の表記はないが姥捨ての慣習が行われていた頃の日本で、その捨てられた婆様たちが実は生き残って集落を成していて、一度は尽きたはずの命をこれからどう使っていくかという話。

こうまとめるとなんだか哲学的な物語になりそうなのだが、この婆様たち感情の烈しさが凄まじい。枯れ木みたいに老いた体なのに掴み合い転がりながらの喧嘩はするわ、自分を捨てた村を襲撃しようとするわ、穏やかさなんて微塵も感じられない。

そんな中に羆という殺戮者を投入してもうえらいことに。ババアの頭は吹っ飛びババアの臓物は撒き散らされ、時には火だるま彷徨いババアにも進化する。

部分部分でのインパクトが強すぎて何がどういう話だったのかほとんど思い出せない。読後は鼻奥の粘膜にババアの臭いがまとわりついて離れないような気さえした。

とにかくこの作品からは凄まじい闘気を感じた。ババアを数十人詰め込んだらそりゃ濃ゆいわ。

 

仕事の方は次の現場も半ば決まったようなことになってて、辞めるタイミングをまた失した感じがする。

どっかで発起しないとこのままズルズル長引いていざとなったときの傷を深めそうだ。なんとか気力を溜めないと。

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