2014-02-18

多分、10年位前だったと思う。
何の気なしにマイドキュメントの整理をしていた時に、当時から1年前の……ややこしいな。
20歳の時に、19歳の頃に書いた小説のファイルを読んでひっくり返ったものだった。
あんまりひどくて。
今、近頃企画のスタートした電子書籍用に、以前に書いてお蔵入りになっていた原稿を読み返していて、その出来事を思い出した。
今読み返すと、やっぱり何年か前に書いたこともあり、違和感はもつものの、ひっくり返ったりはしなかった。
少なくとも、文章の表現に関しては、まあ、及第点だと思う。小説としては、ちょっと直したいところがひっきりなしに出てくるのだが。
好意的に解釈すると、20歳の時よりもまともな文章が書けるようになっていたとも言える。
が、こうは考えられないか。
あるいは、自分の文章や小説を書く能力は既にピークに達していて、これ以上伸びしろがないのでは、と。
こういう不安は、何も文章を書くことに限らない。
とはいえ、経験的にそれを否定する方法(それはたったひとつしかない)も、今の自分は知っているので、まあ、それほど深刻になる必要もないが。
もうひとつ、これはあくまで個人的な感覚なのだが、だいたい5年くらいの感覚で、上達を実感している気がする。
小説を書き始めてからのことを断片的に思い出す。

15歳の時は、とにかく、白い原稿を埋めることに必死だった。そしてすぐ飽きた。
20歳の時は、文章の形を整えるのに必死だった。そして肝心の作品自体が疎かに。
25歳の時は、ひと通り、作品を一つ仕上げる工程が身についたのはこの頃。バランス感覚が何より大事だと知る。
30歳の時は、人生の半分を小説と過ごしたことを知る。そう思うと、ひとつの節目の歳なのだろう。

最近の発見は、一人称で小説を書くと、じっくり自分のキャラクターと向き合えるということ。

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