2016-03-13

近頃、吉川英治の三国志を少しずつ読んでいる
文庫本ではなく、iPhoneのアプリ経由の青空文庫で
病気のカタツムリが這いずるスピードで読んでいくのだが
結構違和感が
というのも、自分は歴史にあまり詳しくない上に、マンガばかり読んで育ったものだから
三国志といえば『蒼天航路』しか知らないという
この蒼天航路、人物の描き方がかなり強烈で……そのイメージが強すぎるようだ
大抵の三国志を描く作品は、三国志演義をベースに物語を組み立てる(ことが多いらしい)
ところが『蒼天航路』は作者が三国志演義から離れるのを目指して描かれたという
曹操孟徳という乱世の奸雄を主人公とする時点で、(三国志を描く作品として)たしかに型破りといっていいかもしれない
基本的には史実をベースに「よくわからない」ところは「好きに描く」というスタイル
これがハマった
史実をベースといいつつ、武器はしっかり三国志演義からの伝統を守ったりと、見せ場で読者の興をそぐようなことをしないスタイル
それで三国志に興味が出て、小説を読み始めたという経緯
正直、小説で戦記物を読むのは読者の方も結構体力を消耗する
まず、登場人物が多い(当たり前だが)
そして、地理がよくわからない(実のところマンガでもこれは同じだが)
なので混乱し始めたら、とりあえず地図をネットで検索して見ることに
魏と蜀と呉のそれぞれの位置がどこか、ちゃんと見るまでよくわかっていなかった(情けない)

歴史モノなのでネタバレも糞もないが
曹操の死後、三国志は(その面白さが)急に失速していく
魏は曹操の嫡子の曹丕が後継者の器であるか云々で内ゲバ
劉備は曹操に先立って戦死した関羽、数年後には劉備まで死んでしまうという緊急事態
孔明は最期まで蜀を支えるものの病死
孫権は南部土人の気性が爆発して老害化が進み、跡継ぎをうまく育てられずに孫呉自滅
司馬一族が悪巧みした結果、普に統一され……
その後16の国が覇を争う三国志以上の戦国時代になったり、南北に朝廷がある面倒なことになったり
この辺を教える学校の先生は大変だっただろうなあ……
随に再び統一されるまで、長く混沌をきわめていく

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1件の返信

  1. 彼者誰 彼者誰 より:

    僕の三国志の知識は無双で得た物しかありません(*´ω`*)テレ

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