ハルロック

twitterで流れてきた下記の記事。

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エンジニアの夫が暇そうな私に「サーバーでも立ててみたらどうかな」と言うので素直に従った結果→「それちょっとほしい」「普通に応用がきくシステムじゃん」

面白い事をしてるなぁと思いつつコメント欄を読んでいたら、「ハルロックを思い出した」みたいなポストがあった。
「はて?それは何でしょう。」と調べてみたら、電子工作漫画にそういうのがあるんですね。

ハルロック – Wikipedia

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幼少時、買ったばかりの炊飯器やDVDプレーヤーを興味本位で分解した晴は、家族から分解魔と恐れられ、ドライバーを封印される。それでも、ドライバーを求めて御近所をうろつき回り、今度はドライバー少女と恐れられる。高校生の時に電気部顧問の影響を受けて電子工作に目覚めた晴は、大学生になってもすぐに帰宅かアキバかの二択という、変わった女子大生の日々を送っている。

例えばオタクの日常が主題の『げんしけん』、SEの仕事を取り扱った『なれる!SE』等々、何か特定分野特化な作品は大好物。
という訳でKindleで『ハルロック』を購入、早速読んでみた。。

読む前はあらすじにあった「ドライバー少女」等の濃いキャラ設定から、非日常的な世界観のドタバタとした作品を連想してしまってちょっと身構えていたんだけれど、実際に読んだらその設定が強く反映されている内容ではなく、どちらかというと全体的に地味な話で安心。
概ね1話完結で、何かしらの需要を電子工作によって解決、というのが基本の流れで、たまに電子工作度の低い、キャラクターの日常みたいなエピソードが挟まったりする。

俺は理系でもなければ電子工作の知識も全然ないけれど、それでも「この問題をどう解決するの?」という疑問と回答、「電子工作でそんな事が出来るのかー」という発見が面白くて、つい一気に読んでしまった。

電子工作という観点で特に面白く感じたのが、ウェアラブルデバイスなんかを自作してしまったりするところ。
確かに今時は手軽に手頃に高度なパーツが手に入るし、そういうの使えば個人でも比較的手軽に作れちゃうだろうなぁ、というリアリティ。
特に最初の数話でRaspberry Piに触れていたりして、身近な機器なだけにグッと興味をひかれたりした。

個人的な気付きとして、作中に六くんという男の子が出てくるんだけれど、彼の言葉に共感するものがあった。
主人公の晴ちゃんの幼馴染みで、彼女へのぼんやりとした好意から、電子工作に関係したものとして工業高校に入ってしまうものの、本人としては無趣味で自分を「空っぽ」と自覚している、そんなキャラクター。
彼が学校の宿題で “自分の好きな物を作る” 事になるんだけれど、何を作っていいか分からない。
それを晴ちゃんに相談したところ、六くんの好きなものを調査する為のガジェットを電子工作する事になる。

その結果、六くんが反応したものは電子工作に関わる人達である事が分かった。
何でだろうね、という話の中での彼の台詞。

「俺…楽しかったんだと思う 皆あんまり楽しそうに電子工作を語るから」
「楽しそうな人を見ると楽しくなる その分自分が空っぽだと自覚させられるけど」

俺がこの手の漫画を面白く思う部分って、六くんの台詞に集約されている気がする。
自分の知らない世界を楽しんでいる人達に影響される楽しさ。
自分の知らない世界という観点でだけ見ると、ファンタジーやSFもそうだけれど、そういう非現実的な世界ではなく、手の届きそうな身近な世界なのがこの手の漫画の良いところ。
自分に関して言うと、自分でもやろうと思えば手を付けられる楽しそうな事のストックを増やしているのかも知れないなぁ、と思ったりした。

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