2016-09-05

気になってたけど手を出してなかったアニメを一気見
アニメを見つつ、地球防衛軍4.1をプレイ
地球防衛軍については、4をPS3でプレイしてた時と感想はほぼ一緒と思いきや、
武器とアーマー拾いがひたすら面倒、司令部は相変わらず惰弱で無能な屑の掃き溜め
シリーズ恒例のこれらの点以外、全面的に良くなったという印象
・動作が軽い(PS3だと毎回爆煙でカクカクしてた)
・味方が結構心強い(PS3の時のカカシ達は何だったのか……)
・全体的にロード時間が短くなってる(PS3の時と較べて5倍速くらいに感じる)
・敵キャラ、味方キャラとも数が増えてて、大規模な総力戦に見応えあり
これでゲストキャラとしてゴジラを出したら、さらに盛り上がっただろうなとマジで思う
ただ、指揮下に入った味方が平気で(わざと?)自分の射線に出てくるのは頂けない
こんなの射撃絡むゲームだったら基本中の基本なのに、なぜできないのか……
怖くて高難易度だと爆発物が使えないので、ウェッジだけでいいから綺麗に陣を組んで欲しい
さて本題(以下リンク先はウィキペディア)
・アルスラーン戦記
・十二国記
・蒼天航路

いずれも「王道」を描くものという点で共通するところがあるように思う
率直な感想だけど、蒼天航路以外は凄く面白かった
蒼天航路も原作はとても良いだけに、なんだか終始コレジャナイ感が漂ってて見ていて辛い上に「なんでここで切る」んだろうというところで終わってて……
というか、曹操が曹操に見えない
どちらかというと曹丕だろう、あの絵柄の雰囲気は多分
官渡の戦いの決着までやってくれたら、また評価が変わってたのだろうか……?
いや、ないな
そもそも、官渡の戦いだって「三国志」の前フリみたいなものだし
サブタイトルに三国志前戯ってつける?
駄目かそうか
あるいは大河ドラマ的な戦記物って、アニメでは難しいジャンルなのかな
それこそ銀河英雄伝説のように、腰を据えて100余話をじっくり煮込んでいくような、気概が要るんだろう
問題はスポンサーが付くか、円盤が飛ぶように売れるか、だけど
蒼天航路、より広く三国志というのを題材にするだけで、ファンの裾野は広がりそうだし(曹操主人公の点で、本場の中国で人気出ないって?)関連グッズなんていくらでも作れるのではと思ったり
蒼天航路のアニメについてはこの辺で(これ以上何かを書いてもきっと愚痴になる)
ただし原作は血が出るくらい面白いので、何回でも良いから読もう

翻ってアルスラーン戦記と十二国記の良さが際立つ(あくまでアニメの話)
アルスラーン戦記は孤立無援となった王子が、信頼できる家臣と一緒に国土と王権の回復をはかるという
まるで昔話の英雄物語のような筋立てで、なんとなく少人数で王国再建の夢を見るアルスラーン王子の姿が、関羽と張飛を侍らせた劉備のように見えなくもない(強引)
(皇族としての)出自が怪しい劉備と、正当な王位継承者であるあるアルスラーン王子を並べて語るのはちょっとおかしいけれど
ただ、(蒼天航路しか知らない自分は)劉備玄徳がどうも好きになれないのに反して、アルスラーン王子には好感を持てた
育ちがよく、誠実で道理をわきまえ、家臣を見極める(年に似合わない)眼力を持ちつつ、家臣の諫言に耳を傾ける器の広さと深さを併せ持つ……どうして王は彼をさっさと結婚させて、王位を譲らなかったのか不思議でならない
この辺はストーリーの根っこと絡んでくるようなので、伏せておく
一抹の不安としては、原作者があの田中芳樹であることを留意すると、最悪のタイミングで王子のかけがえのない人が死んでしまうのではと、憂鬱になってしまう点
戦記物なんだから、大きな戦いでもあれば息をするように重臣や将帥たちが死んでしまうのは、当たり前なんだけど、いかんせん王子がまだ幼い(15、6歳)ことを考えると
やっぱり危うい……

十二国記は、元々戦記物を見ようと思ってたわけではなく
異世界転生モノに手を出そうと、いくつかアニメを探している時に存在を思い出したので
先に書こう
これ、このアニメ、ここ数年で一番面白いと思ったので、まだ見てない人にも勧めたい
何が良いって、最初の5話くらいまで、見てて結構辛いの
なんとなくの偏見で語らせてもらうと、異世界転生モノって自分のイメージだと
「現世で人生うまくいかない軟弱者が、異世界に移った途端に、美少女に好かれて棚ボタを繰り返した挙句、成功を積み重ねて、辛い日々だった現実を懐かしむ余裕を得て、ついに溜飲をさげる」程度の低いカレー味の糞的なモノだったんだけど
十二国記はまったくそんなことなくて
まず、現実の世界で抑圧された辛い日々を過ごす主人公(というかヒロイン)がいる
が、いきなり異世界からの(金髪碧眼の俺好みな美青年)使者が現れて、「あなたが私の主人だ」とか言われて状況が一変
わけもわからず、旧友を数人巻き込んだまま、異世界へ半ば強制的に飛ばされる、とここまでは平凡で退屈な展開
しかし、ここから、彼らの苦労と苦悩が延々続き、中には終盤まで心を蝕まれるほど不幸に陥るキャラも
何しろ、言葉はわからない、文字は読めない、金はない、迫害されるわ、騙されるわで吉幾三も愚痴れない
とある事情で、ヒロインは異世界人と言葉を交わせるんだけど、それも勝手のよくわからない土地と人のお陰で、大した役には立たず
個人的に「うわあ容赦ねえ作者だな」と感嘆したのが、終戦間際の日本、呉からこの異世界に飛ばされた人が出てくるんだけど、ヒロインがこの世界に来た時から言葉喋れることに嫉妬をむき出しにするわ、あと少しで日本が終戦を迎えたことを知って逆ギレするわ、ちょっと気の毒な爺様が出てくるんだけど、こういうのの積み重ねって、ボディブローだね
じわじわ来る
その後、色々とあり旧友たちとも別れ別れになったヒロインはどうなるかというと、相変わらず苦労を重ねて順調に人間不信に陥っていく
それもねっとりと、執拗に、ヒロインの心をこの異世界の全てが蝕んでいく
それでも、僅かに残った良心と「強くあらねば」と使命感に覚醒していく中で、彼女は自分と同じように虐げられる立場にありながら、山の清流のような魂を持った人物と出会い、異世界で生きていけるとの確信を得ていく
その旅の過程で、彼女は自分がなぜこの世界に来ざるを得なかったのか、その使命を知り……「王」になろうと志す
こう、ぼかして書くというのはどうも苦手で、拙い文章になってしまうのが恥ずかしい
この辺も、蒼天航路の劉備が天下への野心を抱くまでの過程で、負けを重ね、妻子を失い(手にかけ)、義兄弟との別れと再会、かけがえのない軍師との出会いを経るまでの過酷で辛い日々のように
十二国記のヒロインも「王」となるまでに結構酷い目に遭っている
ただ「王」となってからも、宮廷は後漢末期の帝室並に腐敗と汚職に塗れており「王」になって間もないヒロインはそのことに思い至らず、とんでもない間違いを犯してしまい、それが後々まで尾を引くことに
正直、「王」になってから(基本)不老不死って時点で、内政的には有利この上ない状況だから、その程度は誤差だろって突っ込みたくはある
というか宰相は何してんだよ、王を諌めて正道を行かせなきゃ、お前の存在意義はないんだよ
ほとんど事前情報を得ずにアニメを見てたんだけど、絶対これこの意地悪な感じは原作者女性だろうなと思ったら、当たってて「やっぱりな」と気色悪い笑みを浮かべてしまった
そんなことより、ほんと冗談抜きで見ていて痺れるアニメだったし、ヒロイン以外の「王」とその従者(宰相)たる麒麟も個性溢れたキャラが揃っていて飽きない
見た目の可愛らしさに相反して、毒をつきながら正論を吐くギャップが魅力的な、珠晶陛下の出番もっと多くして欲しかったな
90歳超えの合法ロリババアだから、沐浴しているシーンを流しても、NHKだろうが何も問題はない(正論)

物語としては別物だけど、極東アジアのテイスト溢れる異世界ものとして、精霊の守り人が面白かった人はきっと気にいるのではと思う

これがもしも自分だったら、やっぱり最初から主人公(自分)に都合の良い、湯加減の良い導入にしてしまったことだろう
けど、異世界ってよく考えなくても、外国よりも遠い世界だとわかっているはずなんだから
いきなりそんなところに飛ばされて「上手くいくはずがない」ってわかるものなんだよ
英語も喋れない自分が、朝起きたらヨハネスブルグにいたら?
通りに出て一服して戻ってくるまでに、150%の確率で強盗に遭う街で一人で
詰んでるよね
でも、突然美少女に出会って、彼女のお陰で窮地を脱する?
ヨハネスブルグに美少女がいるわけないだろ!
AK持った強盗か、エイズ保った強姦魔しかおらんわ

うまくいかないでしょ

そうして考えを巡らせると、まず異世界転生モノに手を出さないのが(凡人として)賢明な判断だと思う
普通に、異世界を舞台にした戦記物的な群像劇がいいな
主人公は、そう、俗物化した銀英伝のラインハルトみたいなイメージ(石投げられそう)
軍の近代化(第一次大戦前後の技術のイメージ)を進めようとする、若き青年将校で爵位は低いが金だけはある貴族のドラ息子で
なんか「軍靴のバルツァー」の出来の悪い二番煎じみたいで嫌だけど、思いつくままメモを残す
軍を近代化させようとするのは、富国強兵策に乗っかって、実家の(銃とか造ってる)事業を急成長させたいという父親の思惑も含めて
ドラ息子的には、いずれは金の力に物を言わせて、アホの門閥貴族を駆逐して、帝国宰相として実権を握るのが当面の目標
「俺が帝国宰相になったら、まず、西の共和国に不可侵破らせて潰すじゃん、で北の蛮族を内紛煽って自滅に追い込んで、東のよくわからん文化はついでに壊して、あとは南の海の無人島に陛下のためって嘘ついて宮殿造って死ぬまでバカンス」完璧な計画
子供の頃から、周りの貴族の糞ガキたちに成金と小馬鹿にされるわ、妬まれたり嫉まれたりして嫌がらせ攻撃に遭い、社交界から比較的遠い軍属へ逃げこむ
軍隊に行ってみると、肉体的にはかなりきつかったが、意外とこう実力主義な水と空気が肌に合い、士官学校を出て父親のコネと皇帝への賄賂で主計科に中佐待遇で行けるものを蹴飛ばして、前線に行きたがる怖いもの知らず
結局、階級を下げられ(わざと不祥事起こして降格)大尉として任官、貴族の嫡子が前線に行くのも中隊長の大尉で任官するのも史上稀(不名誉な)だが、私財を投じて中隊を一気に近代化するなり、あっさり敵を破って出世「軍の私物化じゃなくて、私物を軍に献上するのはいいだろ」
出世したはいいものの、伝統と文化を重んじる門閥貴族とかに邪魔されて困ったり、辺境蛮族の襲撃とか地方農民の反乱のせいで忙しくなり、兵力も足りないせいで上手くいかない「早くあいつら蹂躙したい」
そんな折、後のバランスブレイカーとなるエルフとかの異種族と何か交流を経て、解決の糸口にしていく……的な
妖精とかエルフとかドワーフとか、異種族だけが手に入れられる希少鉱物の採掘とかの権益を独占しようとしたり、成り上がり者だけに小細工に労を惜しまない感じで
「やべえ、ノームの魔法マジやべえ。塹壕簡単に掘れてマジ便利/ドワーフ臭いけど陣地構築早すぎでも臭い/エルフに弓の代わりに狙撃銃渡したら一撃で敵の戦列歩兵が消し飛んだ気持ちいい/まずウチさあ、火炎放射器あんだけど、(敵)焼いてかない?」
しかし、魔法とか原始人の火起こしみたいなものだと舐めてかかって、手痛い損害被ったりとかいいかもしれない「あっちが魔法ならこっちは火砲使えばよくね」
もちろん、後日にはきっちり対策を講じて相手を殲滅するが、そのせいで難民増えて偉い人に怒られるとか「内政とかそっちで勝手にしてどうぞ」
国が乱れる原因だから、帝国の偉い会議では難民の受け入れを拒否する方針が固まるが、既に採掘権やらの密約を交わしている手前、主人公は難民を無碍にできない
内政嫌とか言う割に、取引で交わした契約だけはきっちり果たそうと努力する頑張り屋な一面も
仕方ないから自分の領地に難民を受け入れたら、ニューヨークみたいな異人種祭り始まって、逆に急速に発展したり、その余剰で支援を受けて局地戦では破竹の快進撃を続ける
そんな主人公の噂を聞いて、新たな英傑の誕生に無邪気な皇帝は喜んで、昇進に加えて褒章を出すと言い始めてしまう
しかし、軍を再編成して重要拠点の砦を全軍で落とす時は「モグラ叩きとかガキでも出来るわ糞が」とか言い出して前哨と補給基地潰した後はサボる、処罰されない程度に軍功を上げてあるだけに始末が悪いし、下手に処分を下すと皇帝の不興を買うという
で、当然、そんな好き勝手ばかりしてたら門閥貴族に目を付けられて、叛意ありと逆臣の汚名を着せられ、皇帝の威を借る彼らに暗殺されそうになる
保護した難民たちの手で救い出されるものの、その過程で難民を匿ったことが公になり、正式に反乱者として討伐の対象になってしまう
どうしたものかと軍議を重ねて、むしろ反攻勢力を一網打尽にする好機だと前向き思考で敵対勢力を皆殺しにかかる気概を持つにいたる「いつ殺るの?今でしょ」
門閥貴族を始めとした諸侯たちを主人公の一党は黙らせるために、最も早く効果的な策として皇帝に直接上奏することを決意する
しかし、皇帝に正規の手続きを経て謁見するには、宰相の許可を始めとした貴族院の承認や手続きがしているため、一筋縄ではいかない「皇帝陛下を誘拐して直に交渉しよう、ついでに宰相は殺す」
あわよくば一足飛びに自分の父親を宰相の地位に一気に押し上げようと言い出す始末

あ、駄目だこいつ
森長可より駄目だ
そうだ、言語と宗教と人種をどうしよう
って難しく考えれば考える程、ファンタジーって糞面倒くさいな
やっぱやめよう

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