2016-10-24

突然だけど質問
ノートの書き方って、覚えてますか?

今時は文書を作るのはPCでキーボードを打ち込むのが普通、というのはわかっているけど
そもそもとして、ノートの書き方そのものを教わったことあるかな……?
自分が覚えている限りだと、なんとなく、先生が黒板に書いてあることをノートに書き写していた「だけ」だったような
で、ある時、気づいてしまった
黒板に書いてあるなら、別に写す必要ないんじゃ……と
今だったら、スマートホンのカメラで撮れば済んじゃうし

ここ数年、罫線の中に字を書く機会がめっきり減ったのと、手書きの時に万年筆を使うようになってから、細かい字が手で書けなくなっていたりする
シャープペンの芯の太さは、0.9mmまで太ってしまった
全くの余談だけど、プラチナ万年筆から出ている、プレスマンというシャープペンは本当にお薦め
芯が高いことさえ我慢できるなら、これが一番書きやすいし、太い芯のおかげで、2Bと柔らかい割に折れにくいのが頼れる

そんなふうに考えてたら、ノートなんて授業中にとらなくなって、案の定、勉強のできない子になっていったという
余計なことは考えず、餌を与えられた豚のように、夢中で黒板をノートに写していたら良かったんだろうけど
高校を卒業するまで、結局ノートはまともにとらずに授業は半分が暇つぶしの時間、もう半分は昼寝の時間と化していった
よく高校を卒業させてもらえたものだと、今にして思う
多分、大学に受かってたから、進学率の数字を下げないために、成績が多少アウトでも出してしまえと言われていたに違いない

この辺の意識が変わり始めたのは、大学に入学してから
なにしろ、大学の先生というのは、学生に板書を写させるような講義の進め方はほとんどしてくれない
たいていは、キーワードを黒板のあいている場所に適当に書いて、話を進めながら、学生は講義の後で知りたければ勝手に調べるか、先生に質問に行く
例外的な講義で、学生にしっかり綺麗にノートをとらせる講義もあったけど
例えば語学科目など
特に自分の場合は、ロシア語を悪ふざけでとってしまったので、大変だった
この辺の過程で、我流だけどキーワードをメモしながらノートを作るのを身に着けていったように思う

ただ、今にして思うと、ごく普通に横書きで、ノートの左上から書き込んでいくのは効率が悪かった
それに気づいて、色々調べるようになったのは、大学を卒業して何年か経ってからだ

不意に思ったのだが、何かその人の能力を試したい時に、適当な講義を受けさせて、その人がとったノートを見せてもらう、というのはどうだろうか
評価する人が大変だろうけど、手書きの履歴書を見るより、その人がどんな人間かわかるような気がする
丁寧な字で、整然としたノートをとっていたら、几帳面で育ちの良い人なんだと、なんとなく想像できないだろうか
まあでも、並の人間だったら、綺麗な字で整然とノートとってたら、まず要点まとめきれないか、途中で力尽きるが

それはともかく
自分がもしも今ノートを書くとしたら、最初のキーワードはまず真ん中に大きめの字で書く
字の書き方は判読できる程度に汚くていいし、分からない漢字はカタカナで書いてしまう
とにかく、ノートを書くのに夢中になって、講義の内容を聞き逃したら本末転倒なので、とにかくスピード第1に
講義が進むに連れて、その後はキーワードがいくつも出てくるのだが、それらを仕分けるように最初のキーワードの周りに書き込んでいく
仕分けのための判断材料は、単純で大雑把で良いかと思う
例えば人名や地名、それらがリンクしてたりする場合は、印をつけて線で繋げるなど
勿論これは自分で考えた書き方ではなく、マインドマップという書き方で、カラフルなペンで書いていくと、結構綺麗にな感じになっていく
ただ、講義を聞きながらとっていくとなったら、そんなに沢山の色ペンを使い分けるのは煩わしい
4色くらいが個人的には使いやすいと思う
綺麗に書いたマインドマップと違って、スピード命で書き込んでいくと、書いた本人かフォン・ノイマンにしか解読できない暗号文書になってしまう

最初にノートの書き方について調べてみようと考えた時に見つけたのが、このコーネル大学式ノートというものだった
仕様や使い方が細かく規定されて、始めはとっつきにくいのだが、必要な機能を自分で見極めて実際に試してみると、結構使いやすい
これは良いと、当時は純粋に感動したのを覚えている
なんとなく、この区分けされたノートの形は、ブログとかの見た目に似ているような気がする
もしくはアウトルックとか
この書き方の良いところは、要約を確認したい時は下のサマリー「だけ」を見れば事足りる、という点
難点は、ノートを取る前に定規で線を引くのが面倒なところ
市販品を買うというのも一手だが、あまり浸透していないのか、選択肢がまったくない
万年筆や水性ボールペンを使いたい自分としては、フールス紙のツバメノートあたりが出してくれたらいいんだけど

時間さえ許せば、マインドマップで下書きした暗号文書を、コーネル式で清書するのが、理想のメソッドだと考えている
ただ、普通にノートを書くより、倍の手間と時間がかかってしまうのが難点なのだが……
マインドマップ式から、コーネル式に清書する過程が、そのまま復習にもなるという点も見逃せないメリットだ

先生の板書を写すのを拒絶した自分が、自分で書いたノートを自分でまた書き写すやり方を提唱しはじめるという不思議

もしもタイムマシンができたら、ノートの取り方に苦心していた大学生の頃の自分に教えてあげたい

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