2014-07-12 ― 銀河英雄伝説

人に勧めると自分でも見てみたくなる法則発動で、何週目かもう忘れてるが銀英伝を見返す
多分、いつかの日記で魅力やらについて触れていたと思うので、違う切り口を探そう

時代的には人類が宇宙進出を果たして何百年も経った頃で、SFの本棚に分類されてしかるべきと思うが、内容というかやってることは三国志と大して変わらないという
別に不当に作品を貶める意図ではないが、本作はSFという感じがあまりしない
どちらかというと、戦記モノで舞台が宇宙で一度の戦闘で250万人死んだりとか、20歳そこそこの若造が元帥とか、多少数字ややら何やらがむちゃくちゃなだけだと思う
多分、前の日記では真面目に書いてて、専制君主制と民主主義との間にある、根源的な問題を作中で鋭く踏み込んでいるとかなんとか、書いてた気がする
アニメで110話に及ぶ大作を見て語れる、マニアックな楽しみを語っても、未見の人は面白くもなんともないだろうから、やっぱり別の切り口が必要だ

いつだかハンス・ウルリッヒ・ルーデルの逸話が流行ったときがある
2008年頃だろうか
まあいい

あんな感じで、銀英伝の人物たちによる面白列伝をまとめていくと、興味を惹いてもらえるかもしれない

とりあえず、ウィキペディアの力を借りつつ、個人的な偏見と憶測をもって登場人物について紹介しよう
声優についてはウィキペディアを見たほうが早いので、基本スルーで。

・銀河帝国陣営
ラインハルト・フォン・ローエングラム
シスコン。後の新銀河帝国皇帝。皇帝になってもシスコン。治世は公平で比較的寛大。ただし姉に手を出したら殺す。マジで殺す。

ジークフリード・キルヒアイス
ラインハルトの幼なじみ。無茶をする金髪の親友のために、苦労を強いられる。が、持ち前の純朴で素直な気質が、それを苦にしない。元帥にいたるまで、ラインハルトの腹心を務める。ラインハルトの姉に淡い恋心を抱き続ける。

ヒルデガルド(ヒルダ)・フォン・マリーンドルフ
皇帝崩御のタイミングで帝国内に内戦が始まるのを予感し、いち早くラインハルトに協力を申し出た才媛。秘書官としての実務能力に秀でる。あと処女。後の皇帝后にして、国母。為政者としての才能はラインハルトよりも上。

ウォルフガング・ミッターマイヤー
若くして頭角を表した、疾風ウォルフの異名をとる、天才的な用兵家。ラインハルトに恩があり、生涯の忠誠を誓う。幕僚の中で数少ない妻帯者。遠縁で故あって実家に引き取られたエヴァンゼリン(天使)を撃墜したのが、生涯最大の戦果。

オスカー・フォン・ロイエンタール
若本。圧倒的若本。ただ、イケメンに徹している若本なので、ヴルァアとか吠えないので安心して見ていられる。ミッターマイヤーの親友にして、共にラインハルトに忠誠を誓った。女癖が少し悪く、それが原因でToLOVEるを招く。

アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト
銀髪のイケメン。

アウグスト・ザムエル・ワーレン
ネットではルッツとたまに間違えられるかわいそうな人。妻に先立たれているため、独身だが、子供(出番なし)はいる模様。寒い冗談を50話ごとに言う印象。

ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
腐りきった帝国貴族の上級軍人の中でも、稀有なほど高潔で堂々とした武人。声も渋くて聞いているだけで妊娠できる。ただ上官や環境に恵まれず、晩年にいたるまで存分な手腕を発揮できる場面は少ない。

ウルリッヒ・ケスラー
声はシャア。そしてロリコン。ラインハルト陣営に参画してからは憲兵隊を指揮する場面が多くなり、艦隊戦では留守番が多くなってしまう。

エルンスト・フォン・アイゼナッハ
無口のコミュ症。コミュ症すぎて、小姓がウイスキーと間違えてコーヒーを持ってきても怒れない。指パッチンで副官(名無し)に的確な指示を出している。後方撹乱、上陸支援など縁の下の力持ち的なポジションに就かされるが、非常に有能。妻帯者。

エルネスト・メックリンガー
芸術家提督の異名有り。基本、留守番が主な仕事。

カール・グスタフ・ケンプ
声は玄田哲章。だがターミネーターほど執念深くない。戦術や戦略において、目立つところはないが、公明正大で堂々とした気風のある武人。その気風をヤンに利用され、敗北を喫してしまう。

カール・ロベルト・シュタインメッツ
元々はラインハルトと対立していた貴族連合の軍人だったが、内戦後に登用され、後々までその信頼を裏切ることなく、職務に準じてきた。わりと地味だが忠義に厚い立派な人。ラインハルトが独身なのを理由に、結婚を躊躇っていた可哀想な人。

コルネリアス・ルッツ
ワーレンとよく間違えられる。
射撃の名人で、若年期のラインハルトとも一瞬だけ(番外編で)交流がある。看護婦好き。

ナイトハルト・ミュラー
ラインハルト陣営でもっとも若い幕僚。ただしキルヒアイスを除いて。爽やかな好青年だが、任務のための犠牲(自分を含め)を厭わないのは若さ故なのか。後半の戦いでラインハルトを救った功績を讃えられ、鉄壁の異名をとる。

パウル・フォン・オーベルシュタイン
目的のためなら手段を選ばない、冷血漢で自己中(正確には厳格すぎる正論家)。だが愛犬家。ある事件をきっかけに、ラインハルト陣営の全員と、銀英伝のファンの99%から嫌われる存在に。だが俺は好きだ。

フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
脳筋。果てしなく脳筋。作者いわく「死ぬはずだったのに唯一生き残った」脳筋は早死すると思われがちだが、ビッテンフェルトだけは例外。あと脳筋のくせに意外と小難しいセリフ回しを好む。しかしゃっぱり脳筋なので、終盤の決戦の時は敵軍の司令官と口喧嘩してしまう。だめだこの脳筋。

ヘルムート・レンネンカンプ
かつて、ラインハルトとキルヒアイスの上官だったが、あっさり追いぬかれてしまう。が本人は毅然として、それを全く気にしていない様子。上には忠実、下には公平な人物だという評価を、メルカッツから与えられている。ヒゲのせいで老けて見えるがまだ30台。見えない。

アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
ラインハルトの姉。ラスボス。というかほとんど信仰の対象。

ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム
初代、銀河帝国の皇帝。若い時は優秀で有能だったが、年をとりはじめると劣化していく。典型的な独裁者。たった一代で、人類史に残る悪行をいろいろとやらかす困った人。

・自由惑星同盟陣営
ヤン・ウェンリー
歴史研究家を志していたが、色々と因果があって、間違って軍人になった。が、戦術や戦略の面で非凡な才能を表し、順調に出世をしていく。紅茶党。アルコールも好き。

ユリアン・ミンツ
何かの福祉制度の一環で、身寄りを亡くしてからヤンのもとに身を寄せる。保護者に比べて、非凡な生活能力を発揮し、ほとんど女房役。しだいに成長していき、彼はヤンのような軍人になりたいと志すようになっていき、やがれはヤンの後継者となる。

フレデリカ・グリーンヒル
ヤンの上官だったグリーンヒル大将の娘にして、士官学校次席の才媛。ヤンの副官として抜擢される。ヤン本人は知らなかったが、10数年前の民間人脱出計画でヤンに救われてから、彼を慕うように。ロリな榊原良子という、貴重な一場面を見せてくれる。あと料理下手。

アレックス・キャゼルヌ
ヤンの士官学校の先輩。経済論文の執筆で士官候補生の間は、民間企業からスカウトの声がかかるほど。実務能力も優秀で、後方勤務においては他人に代わりが務まらないほど。同盟陣営最高の賢者と讃えられるのは、彼の妻。

ダスティ・アッテンボロー
ヤンの後輩。ヤン同様、元は軍人以外の道を志していたものの、因果の果てに士官学校へ。ただ、ヤンと同様に優秀だったためか、卒業後は順調に出世を果たしていく。後にユリアンをヤンの後継者に立ててからは、艦隊の実質的な司令官に。自伝の執筆を将来の目標としている。

オリビエ・ポプラン
エースパイロットで、酒と女をこよなく愛する風来坊然とした立ち居振る舞いをする。ユリアンの師の一人。意外と若年者の扱いに長けており、パイロット候補生たちからは慕われている。感情を隠すことをしない(できない)人物なのか、ヤンの死に際してはアルコールに溺れてしまう。が、ユリアンが後継者と知り、彼を支えることを誓う。

ワルター・フォン・シェーンコップ
帝国の亡命貴族の出自。同じような亡命者の子弟で結成された、白兵戦のエキスパート部隊の連隊長を務める。イゼルローン要塞奪取作戦の前に、ヤンの目に止まり、その能力を買われて作戦の実戦部隊の指揮官となる。以来、ヤンの参謀として僭越を通り越しながらも彼を叱咤激励する。

ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
ラインハルトと帝国貴族との内戦にて、ラインハルトに敗れた後に自由惑星同盟陣営に亡命する。妻子は帝国に残してきたが、それについて本編では触れられない。立場上、苦しい場面に立たされることが多いものの、ヤンをはじめとした幕僚たちからは信頼されており、最後までそれに応えた豪傑。

アレクサンドル・ビュコック
メルカッツ同様に老兵にして、戦歴においては作中で並び得る者がいない名将。士官ではなく、兵卒から元帥に成り上がった稀代の軍人。その奮戦ぶりには敵であるラインハルトをすら感嘆せしめるほど。高潔でヤンのよき理解者だった。

ヨブ・トリューニヒト
クズ。自他ともに認めるほど清々しいほどのクズっぷり。だが、腹立たしいほど実務と人心掌握に秀でており、政治家としてはほとんど不死身といって良いレベル。だがその政治的な活動目的は実のところ、後のユリアンたちと同じだったことで、読者たちに最大の驚きを与えた。しかしそのためにとった手段がやっぱり屑なので、若本に粛清される。

結構、書いてて楽しかったがさすがに疲れた。
あとキスリングがいないぞ、おいウィキペディア、ふざけんな!
やり直しだこんなもん。
追記するぞオラ。

ギュンター・キスリング
ラインハルト直属の親衛隊、隊長を務める。無口。アイゼナッハほどじゃないが無口。ラインハルト求婚の一コマでは背中を見せているが、決して笑いをこらえているわけではない。数少ない活躍として、終盤のポプランとのど突き合いが上げられるが、どう考えても失態。なぜならポプランとイチャ突いている間に、ちゃっかりユリアンがラインハルトの前にたどり着いてしまったから。もとユリアンが暗殺者だったらどうすんだよ。

というわけで、主な登場人物はこんな感じ。
本編110話。外伝52話。皆見よう。国民の義務だから、これ。
破ったら不敬罪で腹筋。

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