2014-03-29 ― 銀河英雄伝説

予告したんで、はい、次は銀英伝について語ろう

いきなり水をさすが、再アニメ化って無理だろこれ
声優さん亡くなりまくりですが何かってレベルじゃねえぞ
まず那智って書こうとしたが、本編でちょい役しかやってないから別にいいや
だが、オーベルシュタインは誰が演んだよ? 塩沢さん亡くなって何年たつと思ってんだ!
そしてヤンは!? 主人公の片翼だぞおい、どうすんだ! 富山敬の墓に土下座しても追いつかねえ!
声優についていきなり熱く語ると実にオタクっぽい

見てないと人生損してるアニメを挙げろと言われた時に、まずは銀河英雄伝説を挙げる
なんでかというと、見てなくて損してた!って、本気でそう思ったから
特に変わった新兵器とか、ガンダムみたいなトンデモ兵器の活躍しない作品だけど、銀英伝はSF扱い
まあ、そんなのは本屋の棚の都合だから別にいいんだが
が、作中で提起される問題は、結構、今の人、特に若い人に受けるものだと思う
その一つが、政治体制に関するもので、具体的には、
最悪の民主政治と最良の専制政治はどっちがいいのか、というもの
容易に答えは出せないだろうと思う
銀英伝の世界の歴史では、ガンダムみたいな宇宙世紀を経て、地球が銀河の周辺惑星に対して数の暴力を背景に、圧政を強いていたそうな
で、ある時、優秀な軍人だった男は、その立場はもとより、民衆からの圧倒的な支持を背景に、ついに、初代銀河帝国の皇帝を名乗り、時代はそれから500年近く、銀河帝国とその皇帝の権力は膨れ上がっていく
初代皇帝の名のもとに、圧政を強いられた人たちの一部は、反旗を翻し、銀河帝国の支配の及ばない、辺境にあるとある星に数百万人が集まり、自由惑星同盟の結成と民主独立を宣言し、互いに勢力を広げようとした結果、ついに戦端は開かれ、以後、150年間飽きずに戦争をしはじめるという
その150年間の間に、帝国と同盟は政治が腐敗していき、退廃と混沌とが両者の間に影をおとしていく
一方、両者の中間地点には帝国の一部でありながら、交易の要衝として自治領が存在し、中間貿易の利益やらで莫大な富を蓄積し始めている、というのがおおまかな世界観
で、ここはネタバレなんだが、その自治領がまたやり手で
裏で宗教団体と癒着して、帝国と同盟を共倒れさせて自分たちの血を流さずに漁夫の利を得ようと企んでるわけ
一種の三国志みたいなものだろうか、いや違うな
どちらかというと、冷戦の第一世界と第二世界と日本の関係の方が近いかもしれない

しかし、150年か……
気が遠くなる
というか、数字の単位がところどころ頭おかしい
なんだよ、一回の戦闘の死者が300万人って
WW2の赤軍が一瞬で消滅するようなもんだぞ
ルーデル100人いても無理だってこれ
あんまり茶化したらまずいかな
でもほんと、数がおかしいです数がおかしいです

阿呆みたいに長く戦争をし続けて、お互い、腐敗と疲弊のピークに達した時、帝国と同盟軍にほぼ時同じくして、二人の英雄が現れる
ヤン・ウェンリーとラインハルト・フォン・ローエングラム
二人は水と油の陣営にそれぞれ生まれ、幾度化の邂逅を経ながら、互いに死力を尽くして戦う
といっては簡単なんだが、これが二人ともなかなかうまくいかない
特にヤン
彼は、民主共和主義と文民統制を頭でっかちというくらい、律儀に守る
結果的に、肝心なタイミングで政府に足元をすくわれるかわいそうな人
あー、なるほど、軍人とはいえ、公務員なんだよな彼も
じゃあ、仕方ない
別の作品、パトレイバーの後藤隊長がこんなようなことを言ってた「~と戦う前に味方と戦わなきゃならないんだもんなあ」って
ようは(自分の裁量を発揮するための)権限をもらうのも、一苦労だよねってことらしい

あんまり、政治の話を日記でぶちあげるのは良くないが、ぶっちゃけ、今の世界情勢は「戦後」じゃなくて「戦前」状態なので、こういう銀英伝とかガンダムみたいな、政治と戦争を描いた作品は見るべきところが多いと思う
本当は、実際の歴史の勉強をした方が良いかもしれないけど、面倒でしょ? そういうの
好きでもないなら、別にやらなくてもいいと思うよ
ただし、受験生は除く

あわせて読みたい