トマトに塩をかけると、サラダになる(らしい)

冬日を迎えて、寒さはアイスピックのように鋭く肌に突き刺さるようだ。
今夜も我が家のオイルヒーターはとてもよく働く

今日も日中は病院へ、帰ってからは雑務をこなして夕食を待つ。
家の中は父が居らず、兄妹たちも今夜は遅くなるとのことで、母と二人。
こういう時、我が偉大なる母親はいくつかの家事を放棄する。
そうなると、自然と自分が台所に立つことに。
水加減をしくじった、1合半の米を、どうにか消化したいと聞いた。
米を味見。芯はほとんどなかったものの、硬くて、少しぱさついている印象。
こういう時、土鍋で雑炊を炊くことが、おそらく無難な解決法と思える。
が、度し難いことに、そういう面白みのないことに対して、自分はささやかな抵抗をしたくなる。
材料を求めて、冷凍庫をあさる。これは僥倖。
冷凍パックされた、シーフードミックスを見つけた。
少し材料は乏しいが、パエリア風の焼き飯を炊くことに。

バターとオリーブオイルを、勘にしたがってフライパンになじませて、米を炒める。
ほどよく火が通ったところで、いったん、火をとめる。
別鍋で、解凍したシーフードミックスと玉ねぎ、エリンギなどの具材を炒めつつ、下味を整える。
具材は、少し醤油をかけて、和風を目指してもらう。
炒めたご飯の上に具材をぶちまけて、中心に空洞を作ると、酒などを注いで蓋をする。
5分後。
蓋をとって味見すると、少し物足りない気がした。
再び冷蔵庫を見る。ほぐした紅鮭を見つけた。ふりかけのようにまんべんなくまぶす。まぶす。
さらに盛り付け。といっても、滑らすように移すだけ。その後、刻んだ海苔を散らす。

本来ならスープやサラダを合わせて定食のようにしたいところだが、そこは手抜き。
インスタントのコンソメスープを添えて出来上がり。

まあ、だいたい、こんな感じで適当に、自身とプラス1人の飢えを満たす食事を用意できると、色々と捗るというお話。
なんか偉そうだな。
ただ、これは持論だが、料理が得意なことよりも、買い物に行かず有り物で賄いを拵えるチカラの方が、役立つと思う。男の料理とはかけ離れてると言われるかもしれないが、皿に盛り付ければ一緒なのではなかろうか…。

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