システム手帳に憧れて

何歳の頃か覚えていないが、子供の頃から青年期にかけて、大人の持つシステム手帳に対して惹きつけられてきた。
革製品の匂いだったり、手触り、光沢、留め具をはずして、広げた手帳の中には、(自分にとって有益な)情報の宝箱……
別に何が出来る(してくれる)わけでもないのに、理由もなくワクワクしてしまう。
あるいは、予感しているのかもしれない、集めたものを、いつか役立てる日が来ることを。期待というべきか。

色々な理由(リングが邪魔。リフィルの補充が面倒。そもそも高い。でも安物は革の仕上げが気に入らない)で、結局システム手帳はまだ買っていない。
普段のメモ手帳は、もっぱらモレスキンのソフト表紙。

ただ、システム手帳でかつて自分がやろうとしていることは、今、別の道具で習慣化している。しかも、実用的で且つ現代的に。
Evernoteで。

色々な方法が様々の場所で紹介されているので、詳しくは書かない。ただ、日々消化していくRSSフィードを読み捨てせず、Evernoteにスクラップし、気に入った個人サイトのコンテンツ等もEvernoteに取り込む。場合によってはWikipediaも。
タグを振り分けて、ジャンル(?)ごとにノートブックに整理。面倒くさい、でも楽しい。良い趣味だと我ながら思う。

ただ、肝心のEvernoteが数カ月前に行ったアップデートで、フォントが無理やり(?)別のものに置き換えられたことに、辟易していた。iPhoneでは問題なかったので、Win7クライアントの問題と思われる。
Evernoteの重役たちは、おそらく酩酊状態で、このアップデートにゴーサインを出したに違いない。不思議なことに、Evernote親善大使を拝命したブロガーたちからも、悲鳴は聞こえなかった。盃をともにしていたからか。知らない。
あるいは、かの世界では、地上に1人もWindowsユーザがいなかったか。

釈然としないまま、今日、ローカルファイルの保存場所を見てみると、旧いバージョンのインストール用.EXEがあった。
試しにインストールすると、フォントの表示が元に戻った。嬉しい。

昼に、新年会に行けなかった埋め合わせではないが、祖母宅に出向いて、新年の挨拶。ついでに、祖父の仏壇にも線香を焚く。チーン。

その後、親父を見舞う。
PCのアドレスを教えると、遠慮なく仕事のファイルの印刷を頼んでくる。一般病棟に移って、回復も順調の様子。初々しさの残る、可愛らしい看護婦さんを見て、自分も入院したくなる。スカートでなくて残念だと、母親の白い視線を背後に言葉を交わす父と子。
天気はよかった。

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