2015-05-08

なんか面白い番組をHuluで見つけた
製作はナショナルジオグラフィックで
タイトルは「プレッパーズ ~ 世界滅亡に備える人々 ~」
なーんか、大仰なタイトルだなあ
半信半疑で見はじめる
な ん だ こ れ ?
マジで、なんだこれ?

日本でも、ここ20年くらいの間で起きた何度かの大震災で、防災意識の高い人が多くなったと思う
特に強烈だった前回の3.11で覚醒した人もいるかもしれない
でもアメリカはスケールが違った、いろんな意味で
というか世界最強の米軍抱えてるお前らが、何を北斗の拳のラオウがいない世界を心配してるんだ
と思いながら番組を視聴していく

そもそもプレッパーってなんぞ?
概要はこちら↓
“避けられない日“に備えるアメリカのプレッパーたち
詳しくはHuluで見て
・経済崩壊や戦争に備えて食糧や、自衛のための武器・弾薬を備蓄している人々
・備蓄の量が、個人の感覚からすると常軌を逸している
・つーかただの変人の隣人
聞きなれない単語で、日本語訳は「まだ無い」とかいうけどさ
あるよ
こういう人たちのことを端的に表す言葉が

ガ チ 勢

ほらね?
いや、冗談じゃなくてこのプレッパーという人たちは、ガチなんだよ
どこまでも
そしてこんなガチ勢が全米に300~400万人もいるというハナシ
アメリカやっぱすげーな

日本とかアメリカでの災害備蓄って、大雑把に「3日分を目安に」といわれていると思う
まともな国なら、災害時は72時間以内に政府・軍による救出、救援活動が始まるからだそうな
だから、プレッパーたちの過剰なまでの備えは、他人から白い目で見られてしまう
しかし、ちょっと思い出してほしいんだが2005年に南部で発生したハリケーン、カトリーナの一件だ
wikipediaをちょっと読んでみると
「被害の最もひどかったルイジアナ州では、州兵の3分の1をイラクに送り込んでいる。それにより州兵が不足し、救助活動や治安維持が遅れたのだとの非難がある」
で、改めてカトリーナの被害状況を見てみると

被害総額: 100億~250億ドル
9月1日時点での推定
死者数: 直接の死者453名-1,335名 間接的に335名 9月1日時点
被害地域: 特に被害が甚大だった地域 アラバマ州, ミシシッピ州, ルイジアナ州 (特に ニューオーリンズ)

戦争してる場合じゃねえぞ
時系列をwikipediaでなぞると
8月25日、ハリケーンとなりフロリダ半島に上陸。その後、いったんメキシコ湾に抜ける。フロリダでの死者7名。
8月28日、ブッシュ大統領はルイジアナ州に非常事態宣言
9月2日、ルイジアナ州ニューオーリンズに、州兵1,200人が到着。食料・水・医薬品等の救援物資も到着

政府は「助けが来るまで3日間耐えて下さい」と言ってたはずなのに
実際に軍が本格的に動くまで、1週間もかかってる
なんで自由に動ける、自国領土でこんなグダグダしてんだよ
あと数も足んねえだろ1桁足んねえよ

泥沼してたイラクでは州兵まで投入してたけど、本末転倒じゃね? これ
州兵というか、軍隊のお仕事って自国民を守ることのはずなんだけど、被災した国民放ったらかして外国で戦争してました……っておいおい
別にカトリーナの一件だけが原因ではないにしろ、プレッパーたちは根本的に政府を信頼していないそうだ
ちょっと気持ちはわからんでもない

ただ、プレッパーの人たちが想定している事態っていうのが、どうも作り話というか扇動的なものを感じてしまう
ひとつは何十万年かおきに起きる可能性がある(といわれる)、地軸の反転、ポールシフト
西海岸地域の人なら巨大地震など
あとは第三次世界大戦で、米国内が大混乱になった場合とか
それと財政破綻によって起きる混乱や暴動
何らかの原因で全米の送電網が一気に壊れた時
さらには核攻撃か何かによって発生した、EMPまで
ところでハリケーンに備えている人は今のところ見かけないんだが、どういうことだ

なんというか、一種の保険みたいなものなんだと思う
世界(=アメリカ)崩壊の日が来た時のために、多額の費用と膨大な時間をかけて
崩壊後の世界で人間らしく生き抜くために備えておく

ただ、彼らの奇妙(に見える)ところがひとつあって
保険をかける人のほとんどが、事故や病気が起きないことを願っているはずなのに
このプレッパーという人たちは、その話しを聞いていると、どこかで崩壊後の世界を待っているような
あるいは期待しているように見えてしまう
なんか不思議だな

ただ、自分や家族を自分で守るためにっていう考え方は、非常に共感できる

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