ヒント: 出オチ ― 「がっこうぐらし!」他

何か流行ってる?と思い、「がっこうぐらし!」を読んでみた。
ところがどうもしっくりこない、背景自体は魅力的なんだけれど…。
で、調べてみたらTVアニメこそが流行ってる様だった。
そしてどういう理由で流行っているのかも大体分かった。
これはアレです、いきなりアニメ観るのが正解。
という訳で8/18にニコ動で1話~6話振り返り上映がある様なので、観ていない人は俺の代わりに観ると良いでしょう。
前知識なく観たら多分結構面白い。

そんな不完全燃焼というか消化不良を起こしてしまったので、胃薬代わりに別の漫画を購入。
今回読んだ漫画は下記の通り。

  • 34歳無職さん 6
  • アイアムヒーロー 17
  • ダンジョン飯 2
  • 少女終末旅行 1
  • バーナード嬢曰く。 1~2

冒頭3冊は既読巻の続きを買った感じなので省略。
最後の2冊、「少女終末旅行」と「バーナード嬢曰く。」はレコメンドから購入したんだけれど趣味に合っていてほっこり幸せな気分に。
いやさ、紙の本と違って嵩張らない電子書籍だし取り敢えず買って読んでみようーと読むじゃない、それで続きはいいかな…ってなるじゃない、確かに物理的に嵩張らないけど精神的には嵩張るんだよ…!
1巻だけライブラリに入ってるの気になるんだよ、気持ち悪い!!
買うからには揃えたくなるんだよ!!!
でも揃えたところで絶対読まないよ…!!!!

さて。
「少女終末旅行」は、戦争により崩壊した軽SFチックな文明世界の廃墟を、女の子2人が…旅行?する話。
旅行とも違うのかな、食料探しの為に自然と放浪生活をするのが一般的な世界の様に感じられたので、ある意味で日常モノなのかも知れない。
特に山場や盛り上がり、オチがある感じではなく、世界背景を明示的にする程の描写がある訳でもなく、更にはそこでの「生活感」がリアルで面白いとかそういうのがある訳でもない。
ただその世界で放浪生活する女の子2人の話なんだけれど、シチュエーションに惹かれるものがあって、だから逆に想像力が刺激される感じで個人的にはなかなか面白かった。
明示的ではないけれど、作者の頭の中には (ぼんやりとなのかはっきりとなのかは分からないけれど) ちゃんと世界像があって、それをコマ越しに覗くような異世界紀行、昔からそういうの大好きなのです。
世界背景は全然違うけれど、何となく椎名誠のアドバードとか水域とかを思い出した。
子供の頃好きだったんだよねぇ。

「バーナード嬢曰く。」は、前述の本を読み終えた後のレコメンドで表示されていて、2巻の表紙にグッと惹かれ思わず。
バーナード嬢曰く。 2巻

苦手なんだよねぇ、村上春樹。
そんなに本を読んでいる訳じゃないけれど、「一度手に取った本は取り敢えず最後まで目を通す」っていう自分のポリシーは村上春樹によって崩された。
人から「絶対オススメだから!」と2冊程渡されたのだけれど、最初の数ページを読んで「俺には無理!」と放り投げた初体験。
凄く感覚的な話になるけれど、読んでいて文体というか言い回し?がやたらと冗長に感じて飽きる、この先どうなるんだろう、みたいに引き込まれない。
言葉遊び的な文体でそれが分かる人には良いのかなぁ?
それで言うと、牧野修のMOUSEとかの方がリズム感溢れて面白い言葉選びをする様に感じる。
まぁ、先に述べたように非常に感覚的な話なんだけれど。

で、本題の「バーナード嬢曰く。」なんだけれど、一言で言うと本オタあるあるギャグ漫画。
例えば上に村上春樹の事について書いていて、そこでよりマイナーな牧野修の名前を出して「本読んでますんで」アピールをしてしまう本オタを相対化して皮肉りつつも本オタに対する愛が感じられるような、そんな漫画。
この面白さの構図、ちょっと初期の頃のげんしけんみたいな感じだなーと思ったりした。
げんしけんも、オタクのあるある感と適度な自虐感に溢れながらも、オタクへの愛に溢れてる感じだと思うんですよ。(あとがきで安彦さんが触れていたアレ)
この系統の漫画は、まず「自分の知らない界隈」を覗き見る楽しさ、そしてどのジャンルのマニアにも通じる万国共通な共感から思わずニヤっとしながら読んでしまいハマる。
ネタとして出てくる本も多く、更に有名なものが数多く出てくるので、自分の読んだものが出てくると更に楽しい。
地味にオススメ漫画。

今回面白いと思った漫画…に限らずだけれど、「異世界」が好きなんだなぁ、とぼんやり思ったりした。
自分の知らない世界を垣間見るのが楽しいなー。
ただ知らない世界ではなくて、何かしら地続きの現実味を感じる世界。
ゲームにしろ漫画にしろ映画にしろ、そういうものを今後ももっと見ていきたいね。

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