2016-02-02 ゴルゴ13再読

床屋さんでお馴染みの、ゴルゴ13を最近ちょっと読み返している
読んでみると、キャラクターの造形をはじめとして舞台となる時代背景や政治状況、それらの代わりとなる諸問題……
そういうのを組み立てる構成力、真面目に読めば読むほどに言葉を失うばかり
ちょいちょい、細かいところで突っ込みたい所はあるけれど

この辺もよく言われてるが、例えばゴルゴ13の愛銃として名高いM16はそもそも狙撃銃じゃない、とかね
自分はその話をネットに触れる前に、柘植久慶氏の著作でグリーンベレーでの生活を振り返った記述の中で見つけた
正直、人にはちょっと自慢したい(する機会がない)
「俺はネットで見る前に、ゴルゴがM16で狙撃するのが変だって知ってたぜ」とね
M16vsAK47のエピソードでは、AKの生みの親たるカラシニコフ氏に対して「俺は一人の軍隊だ」と語ってたけど
それだけ聞いて「突撃銃の攻撃力と狙撃銃の精度を両立できる、M16が使いやすいのか」と悟ったカラシニコフ氏がまた凄いんだけど
去年の秋くらいに、銃についてARMAを軸に書き連ねた時期があったけど
ゴルゴの求める機能が必要なら、それこそDMRと呼ばれる銃……M16がベースならSR-25辺りが良さそうな気がしたり
ゴルゴの腕前があるなら、SR-25でも1000メートルの狙撃が出来そうじゃないか
1000メートルの狙撃って、簡単に書いちゃったけど、狙撃って真面目にやろうとすると色々な条件を考慮しなきゃいけないから
1000メートルが100メートルでも、とても難しくなるそうな
時代は下って、ここ5年くらいの話だけど
M16の民生品、AR15を狙撃に使えるくらい精度を上げていくっていうのがアメリカのガンマニアの一部で流行ったそうな
アクセサリーやカスタムパーツが豊富なAR15が元になるだけあって、人によって細部の違う銃が色々と検索にヒットして楽しい
で、これってゴルゴが昔からやってたことと、方向性は一緒だなと
こういう点でも、ゴルゴ13は実のところ先見性があったのかもしれない
M16で600メートル狙撃は、正直デタラメな精度だと思うけど

ゴルゴ13の再読にあたっては、文庫版で読んでいるんだけどこの巻末の解説がいい感じに本編を補足しているので
合わせて読むとけっこう勉強にもなって美味しい

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