2014-08-12 ― GUNSLINGER GIRL

明日からうちの地域でお盆なので、仕事の合間にその準備。
お盆の挨拶にいく先への御佛前を用意したり、盆棚を立てたり。
盆棚立てると、ああ夏だなぁお盆だなぁ、という気がする。

『GUNSLINGER GIRL』を全巻読破。
序盤の印象はそれほど面白くはなかった (こういう雰囲気が好きな人は好きかな、という程度) んだけれど、5巻を機にメインストーリーが動き出し一気に面白くなった。

事故や事件で死にかけの女の子を、福祉の名目で義体化し、「条件付け」という刷り込みで担当官の指示が絶対のものとなる暗殺者に仕立てる、という設定で、その設定自体は良くあるものなので全く気にならなかったのだけれど、義体の女の子と担当官の関係がすごく気持ち悪く感じたんだよね。
「条件付け」による服従が、「担当官への好意 (恋愛感情)」として扱われていて、それが個人的に気持ち悪い。
それに加えて、話も特に盛り上がりなしの1話完結、義体の子の日常の描写はお上品ぶってる、という雰囲気で、個人的にはさほど面白く無いけれど、好きな人は好きだろうねぇ、といった感じだったんだよね。

それが5巻でちょっと変わって、今迄の義体化暗殺部隊運用のノウハウを踏まえ、諸条件を変更した二期生が入ってくる。
二期生の変更点としては、量産化コストを抑える為に今迄の完全サイボーグに近い義体化から部分サイボーグに、というものと、「条件付け」の設定を緩和し、より人間らしい雰囲気を残すというもの。
そうした二期生と新人担当官の「人間関係構築」を主軸に描いたのが5巻となるんだけれど、これがとても面白かった。
今迄はいきなり「少女がおっさんに好意寄せてる」って描写ばかりで「なんだかなぁ」だったんだけれど、この5巻で「人間関係の背景」が読めて、今迄感じていた様な違和感や気持ち悪さが減った。
やっぱり人間関係が構築されていく描写は大事だね。例えば「レオン」でも、いきなりマチルダがレオンに恋愛感情抱いてるところから始まってたら気持ち悪く感じると思うんだよね。

そんな訳で5巻で「お、雰囲気変わった、面白い」と引きこまれた矢先に主軸の話が転がり始めたからさあ大変。
一気に引き込まれて最終巻まで読破です。
各担当感の ”過去” も丁寧に描かれ、新しい人間関係も構築されていき、それまでの雰囲気漫画的なところが吹き飛んで怒涛のストーリー漫画に。
これ多分、序盤の頃はどういう方向に描くか定まってなかったのかもね。

さて次は何を読もうかなぁ。

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